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Codex|yomiyasu導入|nexscena-sheet-builder-note-2026-10-02.md

RPGツクールのキャラクターシート作成を楽に。「Nexscena Sheet Builder」を作りました#

RPGツクールのキャラクターシート作成や素材の並べ替えを楽にする、Windows用の「Nexscena Sheet Builder」を作りました。歩行キャラや顔グラ、アイコンをドラッグで配置でき、MZのタイルセット編集にも対応しています。今回は、絵を描く側から紹介します。

こんにちは! ゲームとゲーム開発が好きなLichiphenです。

キャラクターを描いたあと、その絵をゲームで動かす準備がありますよね。歩行のコマを並べたり、表情の違う顔をまとめたり。描き終わった勢いでゲームに入れたいのに、もうひと仕事ある。

「絵はできた。あとは並べるだけなんだけど……」

この「あとは」が、なかなか面倒なんですよね。

今回は、その作業を少し楽にするソフトの話です。

絵を描いたあとに、まだシートを作る仕事がある#

RPGツクールで使う画像には、決まった並び方があります。歩行キャラなら向きごとにコマを並べ、顔グラフィックなら表情をマスに収めます。こうして複数の絵をまとめた1枚が、シートです。

画像編集ソフトでも作れます。ただ、マスの大きさを合わせて、順番を確かめて、位置をそろえて、と進めるうちに、絵を描くときとは違う集中力がいります。

せっかく描いたキャラですから、早く歩いているところを見たい。

そこで、画像を入れて並べる作業を、ドラッグで進められるようにしたのがNexscena Sheet Builderです。日本語では、Nexscenaシートビルダー。

絵を描く機能はありません。描いた素材を、ツクールで使う形へまとめるためのソフトです。

歩行キャラ12枚を並べて、動くところまで確かめる#

たとえば、RPGツクールMV/MZ向けに48×48ピクセルの歩行絵を12枚用意した場合。起動画面の「キャラクターシート」へまとめてドラッグすると、1人分のシートに並びます。

準備する順番は、下向き、左向き、右向き、上向き。それぞれ3コマずつです。ファイル名をwalk1.pngからwalk12.pngのような連番にしておくと、順番をそろえやすくなります。

できあがる画像は、3列×4行の144×192ピクセル。配置したあと、右側のプレビューで歩き方を確かめられます。

静止画で見ていると気づきにくい、足元のずれ。動かしてみると「あ、このコマだけ少し上にいる」と分かることがありますよね。位置を調整しながら、その場で見直せます。

並びを変えたくなったら、マスからマスへドラッグ。画像のあるマスへ動かせば入れ替え、Ctrlを押しながらならコピーです。

1人分のシートを8枚まとめて入れ、ツクール標準の8人分のシートにすることもできます。仲間がそろったときに、1枚へまとめる使い方です。

すでにあるキャラシートやアイコンセットも組み替えたい#

素材を新しく並べるだけでなく、完成済みのシートも読み込めます。元のシートを開いて、一つずつの絵を動かしたり、別の絵に差し替えたりできます。

たとえば、8人分のキャラシートで仲間の位置を変えたいとき。シート全体を描き直さず、必要なところから組み替えられるのが便利です。自動で分けたマスの大きさが合わないときは、自分で直せます。

アイコンセットでは、取り込み元のシートを別のウィンドウに開けます。使いたいアイコンを選び、編集中のシートへドラッグして追加する流れです。

「この剣と、この薬だけ使いたい」

そういう選び方ができると、素材探しから配置までを続けやすくなります。空きが足りなくなったときも、行は自動で増える仕組みです。

顔グラフィックや、横向きの戦闘キャラをまとめたサイドビューバトラーにも対応しています。表情を並べたいとき、戦闘の動きを確かめたいときにも使ってもらえたら嬉しいです。

RPGツクールMZのタイルセット編集にも対応しました#

キャラだけでなく、マップに使う地面や壁、家具の画像も扱えます。v0.4.0では、RPGツクールMZのA1〜A5、B〜Eのタイルセットに対応しました。

中でも、地面のふちや角を自動でつなぐ「オートタイル」は、画像を置く位置に決まりがあります。小さく分かれた絵を見ながら並べていると、「このかたまりは、どこだっけ?」となりやすいところです。

シートビルダーでは、オートタイルをひとかたまりで扱い、同じ形のブロックを入れ替えたりコピーしたりできます。

選んだオートタイルは、小さなマップでも確認できます。ふちや角のつながり方と、水や滝のアニメーションを見られる仕組みです。シートの絵と、マップに置いたときの見え方を見比べられるのが便利です。

タイルの通行設定も、個人的に欲しくて追加しました。

「通れる」「通れない」「キャラより上に表示する」。付けたい設定を道具から選んで、タイルをなぞるようにしました。設定の意味も文章で表示します。

通行設定で開けるのは、RPGツクールMV/MZのプロジェクトです。保存すると、プロジェクトのTilesets.jsonへ設定を書き込み、保存前のファイルも自動で残します。

ツクールで同じプロジェクトを開いている場合は、こちらで保存したあとに開き直してください。ツクール側でそのまま保存すると、変更した通行設定が上書きされるためです。

元の絵を残して、あとから並べ直せるように#

素材を組み替えるとき、元の絵は残しておきたいですよね。Nexscena Sheet Builderは、読み込んだ元画像を変更せず、並べた結果を別のPNGとして書き出します。

途中の作業も保存できます。PNGの書き出しが完成した画像の保存で、Ctrl+Sは作業を続けるための保存。この二つを分けています。

もう一つ、画像を作業ファイルに埋め込む保存方法も用意しました。あとから元画像の置き場所を変えても、作業を再開できます。

「今日はここまで。また明日、表情を足そう」

そんな使い方もできます。最初から全部を完成させようとせず、少しずつ素材を増やせると気が楽です。

Nexscena Sheet Builderのダウンロードと使い方#

Nexscena Sheet Builderは、Windows 10/11の64bit版向けです。インストールは不要で、配布ZIPを展開してNexscenaSheetBuilder.exeを開くと使えます。

最初の1枚は、画像を入れて、並びを確かめて、「PNGを書き出す...」を押すところから。細かい機能は、必要になったときに説明書を読んでもらえれば大丈夫です。

NexscenaのCi-enをフォローしてくださっている方向けに、無料で配布しています。

Nexscena Sheet Builderの配布記事はこちら

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個人利用にも商用利用にも使えます。読み込む素材にはそれぞれ利用条件があるので、作ったシートも、その条件に沿って使ってくださいね。

まとめ。描いたキャラを、早くゲームで動かしたい#

Nexscena Sheet Builderでは、歩行キャラや顔グラ、アイコンをシートにまとめたり、既存のシートを組み替えたりできます。MZのタイルセット編集と、MV/MZの通行設定にも対応しました。

絵を描くのも、素材を選ぶのも楽しい。そこからゲームに入れるまでの作業が少し楽になると、次のキャラや次のマップにも取りかかりやすくなると思っています。

「ここが分かりにくかった」「こんな並べ方もしたい」があれば、Ci-enで教えてもらえると嬉しいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

描いたキャラが歩いているところを、早く見たい。その準備に使ってもらえたら嬉しいです。