京都サラブレッドクラブ 2026年募集馬 上位7頭 詳細比較#
対象と比較方法#
- 対象:
00_出資おすすめランキング.md の上位7頭(04 ムードン、01 アビラ、15 ノーブルクラウン、18 バリオーレ、06 ティックルゴールド、03 ナイトブリーズ、29 モルレー の各2025)。
- 今回追加した作業
- PDFカタログの写真(側望・正面・後望)を高解像度で切り出し、同じ角度の写真を7頭並べて比較した(
00_比較画像/ に保存)。
- 公式YouTube動画の側望歩行区間を0.3秒刻みでフレーム化し、正面・後望の歩行も0.5秒刻みで並べて比較した。
- 測尺から比率指標(胸の深さ、体重/体高、骨量/体重)を算出し、測定時の日齢で補正して見た。
- 契約締結前交付書面(PDF P.40〜47)の規定から、1口あたりの維持費・保険料を試算した。
- 不使用:血統、兄弟姉妹の成績、カタログ内の血統評論(前回と同じ方針)。
前回からの追加作業#
- PDFの写真(側望・正面・後望)を高解像度で切り出し、同じ角度どうしで7頭を並べて比較した。
- 動画の側望の歩行を0.3秒刻みで切り出し、正面・後望の歩行も並べて確認した。
- 測尺から比率を3つ算出した(胸の深さ、体重/体高、体重あたりの骨量)。測定時点の日齢の差も考慮した。
- PDFの規約ページから、1口あたりの維持費と保険料を試算した(中央は月1,200円、地方は月900円。保険料は年3.05%)。
- PDFの顔写真から、鼻孔の大きさ(5段階の評点)と目の表情(気性の推測)を確認した(2026年10月5日追加)。
比較で分かったこと#
- 15 ノーブルクラウン:並べると、胸幅・トモ幅・前腕の筋肉量が7頭の中で目立って大きい。一方、体重あたりの骨量は7頭で最も少なく、脚元への負担には注意が必要。
- 18 バリオーレ:胸の深さ(胸囲−体高15cm)が7頭で最も浅く、大腿部の筋肉量も一段少なく見える。
- 01 アビラ:トモの筋肉の質と骨量の余裕は最上位。ただし正面から見ると胸幅が狭く、4歳末までの総コスト(1口約12.3万円)は04 ムードンの約1.7倍。
- 歩様:7頭とも後肢が前肢の着地点を越えて踏み込んでおり、差は小さい。違いは動きのタイプで、04・06は柔らかさ、01はテンポの良さ、03・15は力強さが目立つ。
- 鼻・目:鼻孔が大きい(評点4)のは15・18・01、標準(評点3)は04・29・06・03。7頭の差は1点以内で、推奨順は変えていない。目からは04・18に周囲への注意が強い表情が見られ、18は動画で周囲を気にする場面とも一致する。04は動画では落ち着いている。ほかの5頭は穏やかな目で、動画の挙動とも一致する。
詳細比較後の推奨順(費用対効果を含む)#
| 順位 | 馬 | 価格 | 理由 |
|---|
| 1 | 15 ノーブルクラウン | 770万 | 完成度の高い体を、7頭の中央馬で最安の価格で得られる |
| 2 | 04 ムードン | 1,375万 | 馬体のみの評価では最上位 |
| 3 | 29 モルレー | 550万 | 総コストが最小で、欠点が少ない |
| 4 | 06 ティックルゴールド | 1,320万 | 骨量が最大で、まだ筋肉を付ける余地がある |
| 5 | 18 バリオーレ | 1,210万 | 胸が深くなれば評価が上がる成長待ちの馬 |
| 6 | 03 ナイトブリーズ | 1,540万 | トモの迫力は最大だが、価格が高め |
| 7 | 01 アビラ | 3,740万 | 馬体は高評価だが、価格差が大きい |
1. 総括マトリクス#
◎=7頭中で上位、○=標準以上、△=7頭中で見劣り(全29頭の中ではいずれも上位層である点に注意)
| 観点 | 04 ムードン | 01 アビラ | 15 ノーブルクラウン | 18 バリオーレ | 06 ティックルゴールド | 03 ナイトブリーズ | 29 モルレー |
|---|
| 性・区分 | 牡・中央 | 牡・中央 | 牝・中央 | 牡・中央 | 牡・中央 | 牡・中央 | 牝・地方 |
| 全体のバランス | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | △(尻高) | ◎ |
| 馬格 | △ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○(牝として◎) |
| 胸の深さ | △ | ○ | ◎ | △ | ◎ | ○ | ○ |
| 胸幅(正面) | ○ | △ | ◎ | △ | ◎ | ○ | ○ |
| トモ(側望の量・質) | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| トモ幅(後望) | △ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
| 骨量 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
| 肢勢 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○(飛節やや直) | ○ |
| 歩様 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| 成長余地 | ◎ | ○ | △(大きくなりすぎ注意) | ◎ | ○ | ○ | ○ |
| 脚元リスク(低いほど◎) | ◎ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
| 費用対効果 | ○ | △ | ◎ | ○ | ○ | △ | ◎ |
| 鼻の大きさ(参考) | ○(3) | ◎(4) | ◎(4) | ◎(4) | ○(3) | ○(3) | ○(3) |
| 目から推測した気性(参考) | 注意深い(動画は落ち着き) | 落ち着き | 落ち着き | 注意深い | 落ち着き | 落ち着き | 落ち着き |
2. 測尺と比率指標#
| No | 馬名 | 測定時日齢 | 体高 | 胸囲 | 管囲 | 体重 | 胸囲−体高 | 体重/体高 | 管囲/体重×100 |
|---|
| 04 | ムードン | 543日 | 154 | 171 | 19.8 | 444 | 17 | 2.88 | 4.46 |
| 01 | アビラ | 528日 | 158 | 176 | 20.7 | 439 | 18 | 2.78 | 4.72 |
| 15 | ノーブルクラウン | 552日 | 160 | 184 | 20.3 | 497 | 24 | 3.11 | 4.08 |
| 18 | バリオーレ | 529日 | 157 | 172 | 20.1 | 445 | 15 | 2.83 | 4.52 |
| 06 | ティックルゴールド | 514日 | 157 | 180 | 21.8 | 485 | 23 | 3.09 | 4.49 |
| 03 | ナイトブリーズ | 534日 | 156 | 177 | 20.0 | 450 | 21 | 2.88 | 4.44 |
| 29 | モルレー | 505日 | 157 | 176 | 19.7 | 440 | 19 | 2.80 | 4.48 |
(単位:cm・kg。測定日は01が8月30日、29が9月10日、ほかは9月11日)
指標から読み取れること#
- 胸囲−体高(胸の深さの目安):15(24)と06(23)が突出して深い。18(15)と04(17)は浅く、身が入るかが成長期の確認点。
- 体重/体高(身の厚み):15・06が3.1前後で、既に完成形に近い厚み。01(2.78)とモルレー(2.80)が最も薄い。ただしモルレーは7頭中最も若い(505日)ため、薄さの意味合いは01より軽い。
- 管囲/体重×100(体重を支える骨量):01が4.72で最も余裕がある。15は4.08で最も低く、馬格は最大だが、体重1kgあたりの骨量は最も少ない。脚元への負担を考えるうえで重要な数値。06は485kgでも4.49を保っており、大型馬としては骨量の裏付けがある。
- 日齢補正:06は04より29日、モルレーは38日若い。同じ体重でも若い馬ほど上積みが見込めるため、06の485kgとモルレーの440kgは数値以上に評価できる。逆に15は最も早生まれで、成長の残り幅は小さめ。
3. 部位別の写真比較#
比較画像:00_比較画像/写真_側望.png、写真_正面.png、写真_後望.png
3-1. 全体の輪郭(側望)#
- 04 ムードン:頸・胴・脚の比率とトップラインの滑らかさは7頭中最良。ただし並べると胴の深さ・厚みが最も控えめで、「造りは一番きれい、量は一番少ない」位置づけがはっきりする。
- 01 アビラ:脚が長く、腹下の空間が7頭中で最も大きい。胴はまだ浅く、典型的な「骨格先行・中身はこれから」の体。トモの筋肉の輪郭(中臀筋〜大腿二頭筋の境目)は最もくっきりしている。
- 15 ノーブルクラウン:胴が深く長い。前腕の筋肉が他馬より明らかに太く、前躯・後躯とも量が多い。牝馬ではあるが、並べると牡馬より重厚に見える。
- 18 バリオーレ:頸が長く、胴も長めで伸びやか。並べると大腿部の筋肉量は01・03・15より一段控えめで、胸もまだ浅い。全体がまだ縦に伸びている段階。
- 06 ティックルゴールド:肋骨が見えるほど絞れており、7頭中で最も「余分な肉がない」状態。それでも胸は深く、前腕・脛(下腿)の筋肉もしっかりしている。肉を付けられる余地が残った大型馬。
- 03 ナイトブリーズ:尻の高さと容量が7頭中で最も目立つ。肩・前腕の筋肉も厚く、パワー型の輪郭。き甲より腰が高い尻高で、前躯の成長待ち。
- 29 モルレー:前後の釣り合いが良く、極端な部分がない。胴の深さも十分で、7頭中で最も「中庸」。牝馬としての馬格は15に次ぐ。
3-2. 前躯(正面)#
- 胸幅が広い:15、06。前肢の間隔が広く、前腕の筋肉の張り出しも大きい。
- 標準:04、03、29。
- 狭い:01、18。前肢の間隔が詰まっており、胸前の筋肉もこれから。脚長で薄い体型と一致する。
- 7頭とも正面写真で大きな内向・外向は見られない。蹄の向きの細部は解像度の関係で判定できない。
3-3. 後躯(後望)#
- トモ幅が際立つ:03、15、06。03は臀部の丸みと幅が最大級で、7頭中で最もトモに迫力がある。
- 十分:18、29。
- 控えめ:04、01。側望では01のトモの筋肉の質は最上位だが、後ろから見た幅は03・15に及ばない。「筋肉の質は01、量と幅は03・15」という分担になる。
- 後肢の向きはいずれも大きな問題なし。
3-4. 肢勢・繋#
- 04、18:四肢がまっすぐで、繋の角度もそろっている。癖の少なさでは7頭中で上位。
- 03:飛節の角度がやや開き気味(後肢がまっすぐ寄り)。トモの強い推進力を受け止める部位であり、調教が進んだ段階での状態確認が必要。
- 15、06:肢勢自体は素直だが、体重が重いため、蹄や前肢にかかる負担は他の5頭より大きい。
3-5. 顔写真(鼻・目)#
比較画像:00_比較画像/顔_上位7頭.png、顔_鼻_01-15.png、顔_鼻_16-29.png
鼻孔が大きいほど呼吸で多くの空気を取り込めるとされ、走る馬の目安として語られることがある。目の表情は気性を推測する手がかりとされる。いずれも写真1枚からの参考所見として扱う。
| No | 鼻(評点/5) | 鼻の所見 | 目の所見 | 推測される気性 | 動画の挙動との一致 |
|---|
| 15 | 4 | 大きく、丸くしっかり開いている | 落ち着いた柔らかい目、耳は前向き | 落ち着き | 一致 |
| 04 | 3 | 流星が鼻先にかかり見えにくいが、開きは標準 | 目尻側に白目・瞬膜がわずかに見え、見開き気味 | 注意力が高い、やや敏感な面の可能性 | 動画では落ち着いており、扱いに問題なし |
| 29 | 3 | 大きさ・開きとも標準 | 澄んだ穏やかな目 | 落ち着き | 一致 |
| 06 | 3 | 撮影時は閉じ気味で、開きは標準 | 柔らかく穏やかな目 | 落ち着き | 一致 |
| 18 | 4 | 大きく、黒く深い開きが確認できる | 目の周りに張りがあり、やや見開き気味 | 周囲に注意を向けやすい | 一致(頭を上げて周囲を気にする場面あり) |
| 03 | 3 | 縦に長いが閉じ気味で、開きは標準 | 柔らかく穏やかな目 | 落ち着き | 一致 |
| 01 | 4 | 大きく、楕円形にしっかり開いている | 穏やかで力みのない目、耳は前向き | 落ち着きと集中力 | 一致 |
- 全29頭で鼻孔が最も大きいのは26 エーシンフォチュナと02 コテキタイ(評点5)で、上位7頭には評点5の馬はいない。
- 7頭の鼻の評点は3〜4で差が小さい。大きな鼻孔が馬体面の差を覆すほどの材料にはならないため、推奨順は変えていない。
- 04は写真ではやや敏感な表情だが、動画では7頭中で最もリラックスして歩いている。写真1枚の表情より、動画の挙動を重く見るのが妥当。
4. 歩様の比較(動画)#
比較画像:00_比較画像/動画_正面歩様.png、動画_後望歩様.png
| No | 側望の歩幅・踏み込み | リズム・柔らかさ | 正面・後望の軌道 | 気性・挙動 |
|---|
| 04 | 大。後肢が前肢の着地点を越える | 頸を低く使い、最もリラックスしている | まっすぐ | 落ち着いている |
| 01 | 大。踏み込みが深い | テンポが速く、きびきびしている | まっすぐ | 落ち着いているが、後望で尾を振る場面がある |
| 15 | 大。馬格の割に地面をとらえる幅が大きい | 重さはないが、7頭中では力強さが勝つ | まっすぐ | 落ち着いている |
| 18 | 大。全身を使って前に伸びる | 柔らかい | まっすぐ | 頭を上げて周囲を気にする場面がある |
| 06 | 大。前肢の振り出しが大きい | 大型馬としては非常に軽い | まっすぐ | 落ち着いている |
| 03 | 大。後肢で強く押し出す | 推進力が目立つ | まっすぐ(後肢の幅はやや狭めに運ぶ) | 落ち着いている |
| 29 | 標準〜大 | 一定のリズムで安定 | まっすぐ | 落ち着いている |
- 7頭とも常歩でオーバートラックがあり、正面・後望で大きなパドリングや肢の交差は見られない。歩様の面ではいずれも全29頭の上位で、7頭の間の差は小さい。
- 差が出るのは「柔らかさのタイプ」:04・06は脱力した柔らかさ、01はテンポの良さ、03・15は力強さ。
- 動画は480p相当で確認しており、繋の沈み方や蹄の着地の細部は判定できない。
5. 成長の見通しとリスク#
| No | 現在のタイプ | 期待される成長 | 主なリスク | 近況更新で確認したい点 |
|---|
| 04 | 造り先行・量は控えめ | 胸の深さと筋肉量の上積み | 大きく増えないと「きれいだが非力」になる | 体重450kg台後半に乗るか、胸囲の伸び |
| 01 | 骨格先行・薄い | 胴の深さ、前躯の幅 | 体重が増えないまま調教に入ること | 体重と胸囲。クラブ見立ては「大型にはならない」 |
| 15 | ほぼ完成形の大型牝馬 | 大きな伸びは不要 | 体重増による前肢・蹄の負担。骨量/体重比が7頭最低 | 体重が500kgを大きく超えないか、脚元の報告 |
| 18 | 縦に伸びている途中 | 胸の深さ、大腿部の筋肉 | 身が入らず薄いまま終わること | 胸囲の伸び(現状172cm)、体重 |
| 06 | 大型だが絞れている | 筋肉の上積み(まだ肉を付けられる) | 4月生まれでさらに大きくなった場合の脚元 | 体重の伸び方(急増していないか)、骨瘤等の報告 |
| 03 | 尻高・トモ先行 | 前躯(き甲・肩)の成長 | 前躯が追いつかないこと、飛節への負担 | 尻高の解消、調教後の飛節の状態 |
| 29 | 中庸・最年少 | 全体の均等な成長 | 馬体面の目立つリスクは小さい | 体重の伸び(現状440kg) |
6. 費用比較(1口あたり・概算)#
規約上の設定(PDF P.42〜43):
- 維持費出資金:JRA登録馬は1頭あたり月額60万円、NAR登録馬は月額45万円を口数(500口)で割った額 → 中央 1口1,200円/月、地方 1口900円/月。2歳1月から発生。
- 保険料出資金:年間の保険料は保険加入額の3.05%。加入額は2歳で出資金の100%、3歳で70%、4歳で50%。
| No | 馬名 | 1口価格 | 2歳時保険料 | 維持費(年) | 初年度合計(〜2歳12月) | 4歳末までの合計 | 1頭換算(4歳末まで) |
|---|
| 04 | ムードン | 27,500 | 839 | 14,400 | 約4.3万円 | 約7.3万円 | 約3,630万円 |
| 01 | アビラ | 74,800 | 2,281 | 14,400 | 約9.1万円 | 約12.3万円 | 約6,150万円 |
| 15 | ノーブルクラウン | 15,400 | 470 | 14,400 | 約3.0万円 | 約6.0万円 | 約2,980万円 |
| 18 | バリオーレ | 24,200 | 738 | 14,400 | 約3.9万円 | 約6.9万円 | 約3,450万円 |
| 06 | ティックルゴールド | 26,400 | 805 | 14,400 | 約4.2万円 | 約7.1万円 | 約3,570万円 |
| 03 | ナイトブリーズ | 30,800 | 939 | 14,400 | 約4.6万円 | 約7.6万円 | 約3,800万円 |
| 29 | モルレー | 11,000 | 336 | 10,800 | 約2.2万円 | 約4.4万円 | 約2,210万円 |
- 「4歳末までの合計」は、2歳1月〜4歳12月の36か月間、登録区分が変わらず現役を続けた場合の試算。消費税・会費・入会金・各種手数料、賞金からの控除(進上金・営業者報酬・源泉税等)は含まない。
- 維持費は募集価格に関係なく中央馬で同額のため、募集価格が安い馬ほど総コストに占める維持費・保険料の割合が大きい。4歳末までの合計に占める1口価格の割合は、15が約26%、01が約61%。01は出資時点で支払う額が大きく、早期引退時の損失も大きくなる。
- 01は他の中央5頭(約6.0〜7.6万円)の約1.6〜2倍の総コスト。馬体差(04と同じA評価)に対して価格差が大きい。
- 29は地方のため維持費が月300円安く、総コストは7頭中最小。ただし賞金水準も中央より低い。
7. 体型から推定される適性#
| No | 推定(馬体・歩様のみに基づく) | 根拠 |
|---|
| 04 | 芝 マイル〜中距離 | 長い肩と尻、柔らかく大きなストライド、軽量 |
| 01 | 芝 マイル〜中距離 | 脚長、トモの質、テンポの良い歩様 |
| 15 | ダート 短距離〜マイル | 馬格、胸の深さ、前腕の筋肉量 |
| 18 | ダート マイル〜中距離 | 脚長・胴長、大きなストライド、骨量 |
| 06 | ダート 中距離 | 骨量、胸の深さ、大型でも軽い動き |
| 03 | ダート 短距離〜マイル | トモ主導の推進力、尻高 |
| 29 | ダート マイル前後 | バランス型、骨量 |
※体型からの推定であり、実際の適性は調教・実戦で判明する。
8. 詳細比較を踏まえた序列の見直し#
馬体のみの序列#
- 04 ムードン:造り・肢勢・歩様の総合点は7頭中最上位。弱点は量(胸の深さ・体重)のみで、時間で解決しうる種類の弱点。
- 15 ノーブルクラウン:胸の深さ・胸幅・トモ幅・前腕の筋肉で7頭中最上位。骨量/体重比が最低で、脚元リスクは最も意識すべき。
- 01 アビラ:トモの筋肉の質と骨量の余裕は最上位。胸幅の狭さと体の薄さは並べると目立つ。
- 03 ナイトブリーズ:トモの迫力は7頭中最大。尻高と飛節の角度に確認点がある。
- 06 ティックルゴールド:骨量とスケールは最上位で、絞れた体にまだ上積みがある。脚元リスクは15に次ぐ。
- 29 モルレー:極端な長所はないが欠点も少ない。最年少で伸びしろあり。
- 18 バリオーレ:歩様と肢勢は上位だが、胸の浅さ(7頭中最浅)と大腿部の量で、並べると一段見劣りする。
費用対効果を加えた推奨順#
- 15 ノーブルクラウン(770万円):馬格・筋肉量は全29頭トップクラスで、価格は上位7頭の中央馬で最安。脚元リスクを許容できるなら最も割安。
- 04 ムードン(1,375万円):馬体の質が最上位で、価格は中位。「質で選ぶ」ならこれ。
- 29 モルレー(550万円・地方):総コストは7頭中最小。地方での堅実な稼働を狙う場合に最適。
- 06 ティックルゴールド(1,320万円):骨量と上積みの余地を価格相応に評価できる。
- 18 バリオーレ(1,210万円):胸が深くなれば評価が上がる「成長待ち」の選択肢。
- 03 ナイトブリーズ(1,540万円):馬体の魅力はあるが、上位7頭の中央馬で2番目に高い。
- 01 アビラ(3,740万円):馬体はA評価だが、04と同評価で総コストは約1.7倍。
前回ランキング(00_出資おすすめランキング.md)からの変化#
- 15 ノーブルクラウンは、並べて見ると胸幅・トモ幅・前腕の筋肉量の差が想定以上に大きく、評価を上げた。
- 18 バリオーレは、胸の浅さと大腿部の量が7頭の中で目立ち、評価を下げた。
- 01 アビラは、馬体の評価は変わらないが、正面から見た胸幅の狭さが確認でき、価格を考えると推奨順位は下がる。
- 上記の推奨順は
00_出資おすすめランキング.md の1〜7位に反映済み。
- 顔写真(鼻・目)の確認後も、上位7頭の推奨順は変えていない(3-5参照)。
9. 目的別の選び方#
| 目的 | 推奨 | 理由 |
|---|
| 馬体の質を最優先 | 04 ムードン | 造り・肢勢・歩様の総合点が最上位 |
| 割安さ・即戦力性 | 15 ノーブルクラウン | 完成度の高い馬格を中央馬最安で |
| 総コストを抑えて長く楽しむ | 29 モルレー | 総コスト最小、欠点が少ない |
| 大型・骨量重視(ダート中距離) | 06 ティックルゴールド | 骨量最大、絞れた体に上積み余地 |
| 成長に賭ける | 18 バリオーレ/01 アビラ | 骨格先行で、身が入れば評価が上がる |
| 2頭に分散する場合 | 04+15、または04+29 | 芝向きの牡馬とダート向きの牝馬で適性・リスクが分散する |
注意事項#
- 写真はカタログ掲載の各1枚(撮影条件・立たせ方・背景が馬ごとに異なる)、動画は480p相当で確認しており、蹄の形状、繋の沈み方、細部の肢勢、獣医学的な所見(レントゲン、喉、心肺機能等)は評価に含まれていない。
- 1歳8〜9月時点の馬体であり、今後の成長・調教で評価は変わり得る。
- 費用は規約記載の設定値に基づく概算で、実際の請求額とは異なる場合がある。
- 鼻孔の大きさは撮影時の開き具合(安静時か、興奮・呼吸時か)や撮影角度で見え方が変わる。目からの気性推測も1枚の写真に基づく目安であり、どちらも競走能力との関係が実証された指標ではない。
- 出資の最終判断は、契約締結前交付書面(元本保証なし、維持費等の負担)を確認のうえ、ご自身の判断で行ってください。